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越境と回帰と…桜庭一樹『GOSICK‐ゴシック‐』
TVアニメ版がいよいよ最終回を迎える『GOSICK‐ゴシック‐』
さて、そんな折、原作(小説)である桜庭一樹『GOSICK‐ゴシック‐』の1巻と2巻が角川ビーンズ文庫から再刊行されました。

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もともとは富士見ミステリー文庫から刊行されていた『GOSICK‐ゴシック‐』ですが、富士見ミステリー文庫の廃刊もあって、最近は角川文庫から再刊行されていました。
そして今度は角川ビーンズ文庫ですから…〈ライトノベルレーベル→一般文庫レーベル→(少女向け)ライトノベルレーベル〉と、ジャンルの越境と回帰を経験してきた稀有な作品と言えるでしょう。

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上でも述べたように、この『GOSICK‐ゴシック‐』、これまで同じ物語が3つのレーベルで刊行されるというだけで十分特異なのですが、さらに挿絵の変更や解説の追加が行われている点も興味深いです。

例えば………

■富士見ミステリー文庫版(2003年~)

■角川文庫版(2009年~)
・タイトルロゴ変更
・武田日向の表紙イラスト/口絵/挿絵を変更
・桜庭一樹の「あとがき」(富士ミス版掲載)に代わり金原瑞人の「解説」を掲載

■角川ビーンズ文庫版(2011年~)
・タイトルロゴ変更
・武田日向の表紙イラスト/口絵/挿絵が復活
・キャラクター紹介ページを追加
・桜庭一樹の「あとがき」(富士ミス版掲載)と「ビーンズ文庫版あとがき」の両方を掲載


これほど変更点が多いと、どの版を読んだかで作品に対するイメージや評価が変わってきそうですね。
キャラクターのイメージ一つとっても、イラストの有無で印象はだいぶ違うと思います。
その意味では同じ作者の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』でも同じことが言えるのではないかと。

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富士見ミステリー文庫版

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富士見書房版

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なお『GOSICK‐ゴシック‐』の場合、武田日向のイラスト/口絵/挿絵に対する作者の思い入れが深かったようで、「ビーンズ文庫版あとがき」では次のようなくだりがあります。

「シリーズ化して九冊出たところで、連載誌とレーベルがなくなり、二〇〇九年九月に角川文庫から新装版として再出発することになりました。
新装版のお話をいただいたとき、角川文庫にはさまざな年齢層の読者さんがいらっしゃるので、と若い方向けの挿絵を外すことになったのですが、作者としてはなろほどと納得する一方で、挿絵の素晴らしさもこの作品の大切な要素の一つで、(中略)武田日向さんの描くヴィクトリカとともに歩いてきた、という思いもありました。「挿絵つきバージョンの復刻も、いつか」とお願いしたところ、ビーンズ文庫さんが、ではうちでどうでしょうと手を挙げてくださって、こうしていまみなさんの前にやってきた、というわけです。」(P315~316)


『このライトノベルがすごい!』のアンケートでもイラストに対する評価が高かったですからね。
角川文庫版での変更はtomoも残念でなりませんでした。
う~ん、やはり出版側も「アニメ・マンガ風のイラスト=若い人向け」という考え方はまだ根強いのかな?
とはいえ、こうしたイラストに慣れ親しんだ世代が台頭し始めた昨今では、この考え方も徐々に変わってきそうですけどね。
『もしドラ』のヒットとかがいい例かな?

ちなみに…久々の書き下ろし『GOSICKⅦ-ゴシック・薔薇色の人生-』が3月25日に角川文庫から刊行。

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………あえて言おう。

久々の新刊はとっても嬉しい。

でも武田日向の挿絵もとっても見たかった!!

うん、きっと角川ビーンズ文庫版では付くと信じよう。

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